流し釣
イカリを入れるかかり釣とは違い、潮の流れに
よって船も流す釣となります。船がポイントに
差し掛かったら船頭さんより仕掛け投入の合図
があります。みんな一斉に仕掛けを投入します。
船がポイントからはずれたら仕掛けを上げる合図
があります。一斉に仕掛けを上げましょう。
再度ポイントに近づき仕掛け投入の合図があり
ます。この繰り返しです。
仕掛けの投入順序
1. カゴ・オモリを海に落とす
2. エダスの上のハリを落とす
3. 2番目のエダスを落とす
4. 末端のハリを落とす
5. 仕掛を全て海中に落としてから、
リールのクラッチをOFFにして
指示棚+ハリス分(5m)落とす
6. ハリス分(5m)巻上げ、指示棚に
あわす
(これは指先の怪我の防止のためです。時には海面近くにいるシイラなどの魚が1番上のエダスに喰らいつき、リールのクラッチがOFFだと海面を走り回り、ハリが指に食い込むことがあります。)
棚取り
船頭から棚の指示があります(船頭の指示棚は
電動リールの表示になります)。指示棚より
ハリス分(5m)余分に落とします。それから
ハリス分を引き上げます。これは撒き餌を撒く
効果、仕掛けの絡み防止の役割があります。
例)船頭の指示棚が40mの場合
1) 40m+5m(ハリス分)=45mまで
仕掛けを落とす
2)5m(ハリス分)を巻き取る(この時カゴ
から撒餌がでる)。
なお、当日の潮の状態により、深場では10m分
仕掛けを落とすこともあります
取込み
アタリがあればあわせ、リールを巻きます。
大型魚の場合は竿をポンピングしながら、
手巻きであげます。また、小型の場合は電動
で巻き上げます。電動リールのカウンター
が「0」となったら竿を起こし、道糸を寄せ、
引き上げます。次に、カゴとオモリを餌バケツ
に入れ、ハリスを引き上げます。
大きな魚は船の玉網を使い慎重に取り込みま
しょう。青物は八の字を描くようにハリスを
操作すると取り込みやすいでしょう。
なお、このときカゴを見ながらリールを巻く
と、過巻きになり、竿を折ることがあります。
仕掛の取り込み方
1. 電動リールのカウンターが「0」になるまで
巻く。
2. 竿を起こし、道糸をとる
3. 天秤を取り、カゴバケツにカゴを入れる
4. 仕掛をたぐり寄せる
5. 魚を取り込む(大型魚の場合は玉網を使う)
6. 次の投入の段取りを行う
めでたくタイをゲット!!